新居探しを上手な中古マンション選びで成功させよう│現役営業マンが教えるシリーズ

新築マンションと比較して、売り出し件数が多く比較検討が難しいと言われる中古マンション。
今回は、中古マンションの購入にあたり、注意点、ポイント、購入までの流れについて説明させて頂きます。

1.購入できる価格帯を知ろう

物件選びの前に、まずはご自身の予算を確認しましょう。
現金一括ではなく、住宅ローンの利用の場合は自己資金、ご年齢、年収、与信などによって購入可能な金額が決まってきます。
購入可能な金額が決まっていないと、居住エリア、広さ、その他の希望条件の整理が終わった後に、実はその条件では予算に届かない事が発覚し、最初から家探しを始めることとなります。
これでは折角の楽しい家探しが台無しです。ワクワク感を持ちつつも、まずは冷静に購入可能金額を把握することから始めましょう。
不動産を購入する際に物件価格以外にも諸費用がかかってきます。
「この諸費用にはいったいどんなものが含まれているのだろう？」
「支払う諸費用の額は適正なのか？」
このあたりはお客様には分かりづらい部分だと思います。私も実際不動産業界に入る前は諸費用がかかることも知りませんでした。弊社ではお客様が物件購入検討されてる時点で資金計画書を作成し、お渡ししていますので安心してください。

2.希望条件を洗い出す

希望条件を全てリスト化し、優先順位をつけていきます。（エリア、予算、広さ、築年数、眺望、周辺施設、通勤時間など）全ての条件を満たすマンションはなかなかございません。妥協できる点、できない点を明確にしておきましょう。なかなか理想のマンションが見つからないという方もいます。実際売り出し物件が少ないというタイミングもあると思いますが、条件設定が厳しすぎるケースが多いです。予算と希望条件を照らし合わせて「緩める所は緩める」「譲れない条件は譲らない」という考えで物件探しをすることをオススメ致します。

3.物件内覧

いよいよ実際に物件を内覧しにいきます。
不動産会社に連絡し、気になっている物件を伝え日程の調整をします。
インターネットで事前に気に入っている物件でも実際に内覧すると物件の状態が写真などと違った印象に感じられるケースがございます。
新築マンションとは異なり現物を見られる中古住宅のメリットを活かし自分にとって価値がある物件か確かめましょう。

内覧時のポイント

①部屋の向き

陽当りはリフォームで改善できません。時間帯で日差しの向きが変わりますので要チェックポイントです。

②間取

部屋数や広さだけではなく、部屋の形などで使いやすさが変わります。家具を置いた時のイメージをしながらご覧になってください。

③収納スペース

高さや扉の開き方によって使い勝手が変わります。
湿気が溜まると中のものが傷むので、カビの有無もチェックしましょう。

④内装

タバコのヤニやペットの臭いはなかなか取れません。

⑤水回り

浴室やトイレ、キッチンなどの使用感も要チェックです。
状況によってはハウスクリーニング・リフォームが必要となる場合があり、取得時の費用にも影響してきますのでチェックが必要です。

内覧時の注意

居住中の場合

売主様にとっても、どんな人が買おうとしてくれているのかは、気になるものです。明るく挨拶して、よい印象を持ってもらえるように心がけましょう。そのほか、スリッパなど室内履きを履くこと、部屋や収納場所の扉を勝手に開けないなど、常識的なことにも注意が必要です。せっかくの機会なので、売りに出した理由、駅までの距離、上下左右の住戸に住んでいる人のこと、ふだんの買い物場所、夜間の近隣の状況、住んでみて便利なことや不便なことなども質問してみましょう。物件に関心を持っていることが伝わりますし、どうしても買いたい気持ちがある場合は、その熱意もこの機会にアピールしましょう。

持っていった方がいいもの

不動産会社の担当者が用意してくれることもありますが、スリッパ、カメラ、メジャーは持っていったほうが良いでしょう。ただし、写真撮影やメジャーで測定する場合は、必ず許可を取る様にしましょう。

4.申し込み・売買契約

購入したいマンション物件が決定したら、次はいよいよ申し込みになります。
申し込みを行うことで、「購入したいという意思表示」になるのです。
申し込みは「購入申込書」という書面によって行います。
購入申込書とは、購入希望価格、代金の支払い条件などの基本的な購入条件を記載します。
その条件を元に購入意思を売主様に伝え、交渉が開始されます。
それに合わせ住宅ローンの審査など、購入に対する準備を進めていきます。
交渉が無事成立しましたら売買契約の締結となります。
不動産会社が売買契約書を作成し、購入物件や取引条件について重要事項の説明が行われます。
十分にご理解した上で、署名・捺印をし、手付金を売主様に、仲介手数料を不動産仲介会社へ支払いとなるのが一般的です。
無事契約が終了しましても、引き渡し（決済）まで、しっかりとフォロー致します。

まとめ

このような流れをくむことで、中古マンションを購入することができます。
不動産の購入は、決して安い買い物ではありません。
「いい物件だから早く買わなきゃ」と焦る気持ちもありますが、しっかり、検討し、後悔のない購入につなげましょう。
神戸でマンションを探すなら、是非REAGENTをご活用ください。

投稿者プロフィール

宮脇 平営業

前職は、不動産とは全く関係のない業界で働いていました。　不動産業に従事する父の影響もあり、またお客様の一大イベントである「マイホームの購入」にお立合いしたいと思い不動産業界に転職致しました。
不動産の知識としてはまだまだ勉強中の身です。 ですが、お客様一人ひとりに誠心誠意、情熱と丁寧さを持って接する気持ちだけは誰にも負けません。 気軽に声がけできる、安心できる不動産パートーナーになるまで、日々邁進致します。
お客様にとって住宅購入は、「一生の記憶」に残る経験です。 そんな人生の一大イベントを通じて、お客様に幸福をご提案できる、「宮脇さんから買って良かった」と思ってもらえるそんな営業マンになり、その後も不動産の相談者として一生のお付き合いができればと思います。

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